少年犯罪データベース 少年による殺人統計

少年による凶悪犯罪(検挙人員)
未成年の殺人犯検挙人数と少年人口(10~19歳)10万人当たりの比率

警察庁公表の「平成26年中の少年非行情勢」によれば、「凶悪犯」とされている殺人、強盗、放火、強姦の過去10年間の少年による「凶悪犯」罪種別検挙人数を見てみると、その総数は2005(平成17)年(1441件)から2010(平成22)年(783件)で下降線を辿り、その後はほぼ横ばいだが、2014(平成26)年は703件で、過去最小の数字であった。人口比の面から見てみても、グラフは明確に右肩下がりを示している。こうした数値だけでも、未成年による犯罪が一概に凶悪化しているとは言えまい。だが、この事実を指摘すると必ず少年の凶悪化論者から件数ではなく最近は犯罪の中身がひどくなっているという主張が出てくる。量でダメなら質に逃げる、質でダメなら個別事案に逃げる。現に、女子高生コンクリート詰め殺人事件や、神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)など、80年代、90年代のほうが世間を震撼させるような少年犯罪が頻発した。