将来的に不安定で孤独になりやすいのはシングル女性 シングル女性の抱える課題を明らかに

KAIRI
独身女性

 

この10年で、結婚をしていない「シングル女性」の割合が2倍に増えているという事実をご存じでしょうか。

 

一方、母親としての女性は活躍の場を広げているようです。

 

実際に、地方では「母親同士でつながろう!」「母親たちの力を社会に!」という声がよく聞かれます。

 

そして、多くの「子育てサークル」のような団体が設立されました。

 

行政もメディアもイメージが良いので、こういった団体を頻繁に取り上げます。

 

地方でお母さんの団体は非常に多く設置されているという現実がある一方で、子どもを持たない女性や独身フリーランスのネットワークはあまり聞かれません。

 

つながりを持たないシングルが増加していると言えるでしょう。

 

非正規雇用の女性は増加の一途を辿っている

将来への不安を軽減する要因のひとつに、仕事を持つという選択肢があります。しかし現状では、非正規雇用の女性は増加の一途を辿っていますから安定した職業に就いている女性は多くないと言えます。

 

仕事に関して将来不安なのは、子どもを持たない女性も同じです。

 

本音を言えば、子どもを持たない女性たちは、お母さんたち以上に不安定で孤独になりやすいという不安を持っているのではないでしょうか。

 

例えば新しい職場で働き始めても、母親同士という共通点があれば話がしやすく打ち解けやすいため、人間関係を保ちやすいものです。

 

しかしシングル女性の場合、とくに既婚女性の割合が多い地方では、「なんだか話しかけにくい人」と思われてしまうこともあり、母親同士よりも打ち解けるまでに時間がかかってしまいます。

 

田舎にはママ達が集まるグループは多いのに、その他の女性の集まりは無いに等しい。将来的に不安定で孤独になりやすいのはその他の女性なのです。

 

意識の根底に「女性は結婚すれば養ってもらえる」

 

意識の根底に「女性は結婚すれば養ってもらえる」このような考え方があると思います。

 

でも、実際に結婚するかどうかは分からないですよね。

 

女性の10人に1人は結婚しないといわれていて、今後も未婚率は上がることが予想されています。

 

未婚の女性が増えているにもかかわらず、世間の見方はあまり変わっていないようです。

 

「女性は結婚するだろう」「子どもを産むだろう」という想定で、世の中の仕組みができてしまっていて、「女性は正規雇用でなくてもよい」「給料が低くても問題ない」とされがちなのです。

 

それで上手く回っていた時代はあったのかもしれません。しかし、その結果として、非正規職シングル女性がセーフティネットから漏れているように思えます。

 

シングル女性に限らず「ユルい」ネットワークを

老後は誰もが不安に感じる時代ですが、女性としてはお母さんたち以上に、シングル女性は老後も不安。「何かあったら子ども家族と同居」なんてウルトラCも望めません。

 

たとえ結婚しても離婚してしまったり、夫が自分よりも早く亡くなってしまったりしたらひとりぼっちになってしまいます。「貧困の女性化」は深刻な状況にあります。

 

そのようななかで、シングルで働いている人の拠り所になる場所が、もっとあってもいいとは思いませんか。

 

シングル女性は子育て中の母親のように声をあげにくい存在なのかもしれません。シングルでありながら、いつかは結婚したいと願っているのであればなおさらのことでしょう。

 

都市部ではSNS上で知り合ったりコミュニティをつくったりしたものが、現実につながりとして機能を果たすことも多いのですが、人口の少ない地方ではなかなかそれも叶いません。

 

地方においてこそ、SNS上のつながりだけでなく、実際に顔を合わせて話のできるようなコミュニティ、男性でも女性でもOKの「ユルい」横のつながりが構築されるといいですね。

 

 

 

KAIRI

2009年から西洋占星術とタロットを使った活動を行っており、延べ600人強の方とセッションしてきました。現在は、結婚・出産・子育てを経て自分自身のライフステージが変化したことにより、「親子関係」に注目した西洋占星術活用法をメインに発信しています。