限界消費性向は低所得者ほど高い

所得分位別の限界消費性向 限界消費性向は高所得者層ほど低い グラフ

「低所得者にお金をばらまいても貯蓄するばかりで支出せず、日本社会にお金が回りません。よって景気回復のきっかけにはならない」一見もっとらしいのだが事実は逆だ。一般的には、低所得者ほど日ごろの消費活動を抑制している。実入りに合わせて支出を考慮しなければならないからだ。そこへ一時的とはいえ給付が下りるとなると、そのタガが緩くなり普段買えないものを買いたい、たまの贅沢を味わいたいという人間の生理が働く。それが「消費の上乗せ」という形で市場への経済効果につながっていく。これが高所得者ともなると日ごろの消費活動には充足しているので、わずかな臨時給付を手にしたところで消費に影響を及ぼす程度は低所得者ほど期待できるものではない。

ソース5.cao.go.jp/