いじめ「傍観者」「仲裁者」推移

いじめの場の力学の学年別推移(日本、イギリス、オランダ)

いじめという言葉を使わないで恐喝、暴行、強盗、強姦など具体的に表現しろという議論があるが、ここでは一旦置いておき、いじめを目撃したときの対応(「みてみないふりをしますか?(=傍観者)」と「止めに入りますか?(=仲裁者)」)を日本とイギリス、オランダの子共に尋ねたので見てほしい。ご覧の通り、日本では、年齢とともに「仲裁者」の比率が下がり続け、中学3年ではわずか20%。一方、イギリスは、年齢とともに比率は下がるものの中学1年で下げ止まり、中学3年では約45%に反転する。「傍観者」は、日本は年齢とともに上がり続け、中学3年では約60%に達する。一方のイギリスとオランダは、小学生から中学生に向けてやはり上昇するものの、中学23年において一転して低下。イギリスの中学3年生の傍観者比率は約40%だ。これは「オトナ」を見習った結果と言える。日本のオトナたちはいじめをみても「みてみないふり」をし、「仲裁もしない」傾向が高いという実に残念な結果となった。