日本の農薬安全基準の甘さは現代によみがえった公害問題だった!?

斉藤みちる


店頭の野菜

 

疑わしきは使わずという「予防原則」。日本でも、食品衛生法(第四条の二)で「有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは付着し、又はこれらの疑いのあるもの」の販売が禁止され、食品安全基本法(第十一条の三)で「人の健康に悪影響が及ぶことを防止し、又は抑制するため緊急を要する場合で、あらかじめ食品健康影響評価を行ういとまがないとき」は危険性を評価することなく必要な施策を策定することを定めています。

 

しかし、日本政府は「予防原則」という言葉も使いませんし、この原則を実行する努力をほとんどしていません。

 

ネオニコチノイド系農薬

 

日本の食がかなり危険だと言わざるを得ないのは、例えば、ネオニコチノイド系農薬に対する残留農薬基準、日本では緩和する方向にあります。

 

翻って、海外、EUでは、蜜蜂への危害を防止するため、ネオニコチノイド系農薬の使用の一部を暫定的に制限することを決定しました。アメリカでも環境保護庁(EPA)は2015年4月2日、ネオニコチノイド系農薬に関して基本的に使用禁止を示しました。

 

これらの農薬が人家の近くで大量に使用されていることは、ヒトへの被害が増す原因として懸念されます。

 

ヒト脳での記憶、知能など高次機能の仕組みが十分わかっていないなか、発達障害の原因としての農薬を厳密に証明することは、ヒト脳研究の中でも、とりわけ難しく、あと10年以上かかると言われています。しかし、安全性が保証されないまま販売・使用されているのが現状です。

 

有機農法

 

そんな日本でも、有機農法は進んでいるのでは?というのは大きな間違いです。実は世界最低の数字で全体のシェアの0.2%くらいしか有機野菜はなく、チャイナにも負けています。有機農法は手間が掛かりすごく大変ですので、シェアが低いのは農薬を使うと楽だからというのが一番の理由でしょう。

 

お米の黒い点にも農薬が使われている

 

お米の黒い点は、斑点米カメムシが吸った跡で人が食べてもなんの問題もありません。

 

斑点米カメムシがコメを吸うと少し黒くなります。それを農薬で退治しています。実際には、食べてもなんの問題もない。農薬を使わないと一等が二等に落ちてしまいますから農家は農薬を使いますよ。その農薬は農協で売っています。これは農協が農薬を使わせるための等級なんじゃないかと思うのです。

 

どうしても黒い米がダメなら、色彩選別機というものがすでにあります。たいした金額ではない。なん百万かで設置できます。

 

まとめ

 

このように、調べれば調べるほど、驚くことばかりです。この問題は、現代によみがえった公害問題といえるでしょう。本来はもっと諸外国の考え方と比較しながら議論するべきです。成熟した国であるからこそ、食の安全にも積極的に取り組む必要があります。

 

 

 

 斉藤みちる プロフィール

社会活動家/「みんなの社会科」管理人

その傍らオラクルカードを中心とした占いもしております。ヒット記事『陸上自衛隊レンジャー訓練』。福祉力検定3級。

Twitter @tikyuuhattenn