小中高生の視力が過去最悪 VRは視力が落ちる?

斉藤みちる


子どもの視力 イメージ

 

スマートホンやテレビ、ゲームなどの見すぎで子共の視力低下が起きると言われていますが、文部科学省が2016年12月22日に発表した「平成28年度学校保健統計調査」(速報値)で、視力が1.0に満たない子共の割合が、これまでの調査で最も高くなっていることがわかりました。

 

この調査は、文科省が全国の5~17歳までの約340万人の子共を対象に行ったものです。

 

文科省の発表資料によると、視力が1.0未満の子共の割合は、小学生が31.5%、中学生が54.6%、高校生が66.0%と、いずれも調査を始めた1979年以来で最も高くなっています。幼稚園児は27.9%で、過去最多だった2008年の28.9%に次いで2番目でした。

 

これは30年前の親の世代と比べたとき、幼稚園児が約8ポイント、小学生が約12ポイント、中学生が約17ポイント、高校生が約13ポイント高くなることを示しています。

 

さて、この調査結果にゲームは関係しているのでしょうか。自分自身「ゲームのしすぎで視力が悪くなった」とお思いの方も多いはずです。

 

テレビ、ゲーム、スマホ

近視の原因は解明されていませんが、遺伝的な要素と環境が複雑に絡んで近視になると考えられています。

 

だから同じようにテレビやゲームやスマートホンに熱中しても、近視になる人とならない人がいるわけで、目を使いすぎると必ず近視になるとは限らないそうです。

 

弱視

ものを見る脳力を鍛えるためにゲームをとことんプレイさせた事例では、3ヶ月間カービィをプレイした結果、視力が1.0まで向上したのだとか。

 

弱視は、近くをみることが訓練になるので、治療にゲームが取り入れられています。

 

VR

VRでは、あまりにも精細な画像が目の前で目まぐるしく展開されるため、「VR酔い」といわれる現象が起こったり、目の筋肉や視力が成長段階にある10歳未満の子共が長時間使用すると斜視になりやすいといったリスクも報告されていて、業界では「13歳未満には使用させないことが望ましい」というガイドラインを設けているそうです。

 

 

 

 斉藤みちる プロフィール

社会活動家/「みんなの社会科」管理人

その傍らオラクルカードを中心とした占いもしております。ヒット記事『陸上自衛隊レンジャー訓練』。福祉力検定3級。

Twitter @tikyuuhattenn