風邪と勘違いしやすい溶連菌感染症とは

斉藤みちる


水枕
水枕

 

溶連菌感染症は、主に子共の間で流行する疾患で、溶連菌は1年を通しててうつる可能性がありますが、流行しやすい時期が2つあります。一度目は、春から初夏にかけて、二度目は冬です。

 

今回は、子共のための医学事典『キッズ・メディカ安心百科子ども医学館』(小学館)を参考に、溶連菌感染症の特徴と注意点についてお伝えします。

 

溶連菌感染症の症状とは?

溶連菌感染症は、A群溶血性レンサ球菌の感染で発症する病気です。のどの痛みが強く、多くの場合は発熱をともないます。発熱してから、赤く細かい発疹が首や胸のあたりから全身に広がることもあります。

 

“イチゴ舌”という症状が出るのも特徴の1つ。舌をおおっている舌苔がはがれてイチゴのようなブツブツした赤い舌になります。また、回復期になってから、指などの皮がむけることもあります。

 

診断と治療法

医療機関でこの病気かどうか診断してもらう場合、溶連菌迅速診断キットを使って検査してもらうことができます。綿棒でのどの菌を採取してから、15分くらいで溶連菌感染症かどうかがわかります。

 

溶連菌感染症であることがはっきりした場合には、おもにペニシリン系の抗生物質を10日~2週間くらい服用して治療します。

 

薬を飲み切らないと再燃の恐れも

この抗生物質の服用ですが、飲み始めて1日くらいで熱が下がって、病状が回復に向かうので、その後はつい服用を忘れてしまったり、やめてしまったりということが起こりがちですが、元気になったからといって、服用を途中でやめるのは厳禁。菌が体内に少しでも残っていると、病気が再燃し、また発熱する恐れがあります。

 

まとめ

以上、溶連菌感染症の特徴と注意点についてお伝えしました。発病の3週間くらい後に尿検査をするように、医師から指示されることがありますが、これは腎炎にかかっていないかどうかを調べるものです。病状がおさまってからも、必ず医師の指示に従いましょう。

 

 

 

 斉藤みちる プロフィール

社会活動家/「みんなの社会科」管理人

その傍らオラクルカードを中心とした占いもしております。ヒット記事『陸上自衛隊レンジャー訓練』。福祉力検定3級。

Twitter @tikyuuhattenn