高齢者に多い?「お客様は神様」「老人は尊敬されるべき」思考

斉藤みちる


老人は尊敬されるべき

 

一線を退いた団塊の世代の先輩方の口から若い者を褒める言葉を聞くことは、あまりありません。だいたいが、今のサービスはなってないとか、若い者はだらしないなどという文句か、自分たちが高齢者であるという理由でいかに大事にされていないかという話を繰り返しなさるわけです。

 

文句を言っている高齢者とは

文句を言っている高齢者のかなりの割合は、息子夫婦も近寄らないような天涯孤独の老人ばっかりだったりします。そういう文句を現役時代からずっと垂れ流して、精神論で人様を批判していたらそりゃあ親族だって近寄らなくもなります。

 

コンビニでいらっしゃいませを言われなかったとか、自宅でチャイムがピンポンと鳴って、もたもた玄関先まで歩いていくうちに不在と判断されてしまって配達の人に帰られてしまったなど、そんなことに文句を言ってもしょうがない、と心の中でバッサリ切り捨ててしまえるようなことばっか。

 

身体は少し悪いけど、精神的にも口先もまだまだ好調な高齢者と話していて「老人は尊敬されるべき」というご主張の次にで多いのが、「お客様は神様のはずだ」という内容です。

 

高齢者にも多い「お客様は神様」という思い込み

仕事や親族でもない限り、これといって話の合わない老人を大事にしようなどと思わない若者が増えているのは事実でしょう。昔は長く生きること自体が珍しくて、長く生きた人だから尊重するというのがありました。だが今はたくさん居られる。なので、お年寄りのポジションというのも変わり。単に長く生きているだけだと、それだけによって敬うというのは難しくなっている時代なのかもしれません。

 

そんな中、お金は別になくても老人は尊敬されるべきだ、それも無条件に、と思っているお年寄りも一定の割合います。その一方で「私たちがレジでもたもたしたら、店員さんやほかのお客さんに申し訳ないから」と買い物に出なくなる老人もいるのです。

 

どちらの高齢者を尊敬するべきかは言わずもがなですが、団塊の世代周辺は特に「高齢になってないがしろにされている自分」を嘆き、社会が悪い、この国は良くない方向に向かっている、と信じてやまない人たちが多いような感じがするのも事実です。そんな態度で言われたら「うるせよじじい!死ねや!」と思ってしまってもしかたありません。

 

団塊の世代のグループがひと段落すれば楽になるとでも思えばいいのでしょうか。。。

 

 

 

 斉藤みちる プロフィール

社会活動家/「みんなの社会科」管理人

その傍らオラクルカードを中心とした占いもしております。ヒット記事『陸上自衛隊レンジャー訓練』。福祉力検定3級。

Twitter @tikyuuhattenn