原発と異常気象の関係 保守系反原発派の矛盾点 

斉藤みちる


異常気象のイメージ

 

「地球は温暖化なんてしてない。逆に寒冷化に進んでるからCO2を出して暖かくした方が良い。原発じゃなく火力発電所を使おう」こういう人は、昨今の異常気象をきれいさっぱり忘れています。

 

「豪雨」「竜巻」「大雪」「干ばつ」、これらの異常気象が無害な自然災害だとでも言うのでしょうか?世界の全ての国が直面する大きな問題です。

 

大災害は来る!

温暖化壊疑論者たちは、気温変動にはサイクルがあり、それと炭素は関係がないと主張しています。産業化によって二酸化炭素の排出量が上昇し始める以前に、気温はすでに現在のレベルになっていたという彼らの主張は正しい。

 

しかし、それは炭素が関係ないことを意味しているわけではありません。地球の歴史上、大気中の炭素含有量が1000ppm(大気の二酸化炭素の割合が100万分の1000であるということ)を越え、それでも北極の氷が溶けなかった時期は一度もなかったのです。もし北極の氷が消滅すれば、大災害が起きるでしょう。

 

南極大陸西部の氷河が消滅すれば、世界は海面が3.3m上昇することになるといわれています。

 

保守派の反原発派

保守の論客にも、「収益と引き換えに、その土地の人に原発を押し付けている」という原発否定論者がいます。

 

放射線怖いと言ってる人が、化学物質怖いと言うのはよく見かける光景です。保守派の反原発派も、長くこじれている豊洲移転問題を移転反対だというめちゃくちゃなことを言うんですよね。毒性のものを神道の不浄という概念と混同しているのでしょうか?もっと科学的に考えた方がいいですよ。

 

この世の中、光と影が何にでもあります。神と悪魔、女が陰男が陽。道教のシンボルマーク()も、陰と陽が混ざり合った形になっています。

 

もちろん、影の面をほおっておけというのではありません。公害などへの対策は日本人が勝ち取ってきた歴史があります。原発だってそう、コントロールして運転すればいいこと。

 

陰と陽の話をしましたが、反原発の保守の人は原発の立地している町には光はなく影しかないと思っているのでしょうか?それこそ差別偏見というものではないでしょうか。

 

「原発支持」に転換する米環境団体

 この2016 年 6月のネット記事によれば、合衆国で影響力の強い環境団体のうち数団体が、長年にわたる反原発の立場を軟化させているそうです。環境保護論者の優先課題は気候変動に移っており、反原発運動には大きな変化が生じることとなりました。

 

合衆国では採算が悪化している一部の原子炉が閉鎖されつつあるのですが、環境団体の態度の軟化はこの国の原子力業界が直面する最大の政治的ハードルを低くしました。

 

記事の中でシエラ・クラブの指導部は、同団体が石炭や天然ガスを使用する発電所の閉鎖を訴えるなか、既存の原子炉が再生可能燃料に転換する際の仲立ちや代替的エネルギー源になるとみています。

 

日本でも将来、『再エネ100%』の時代は必ず来るだろう。しかし、今すぐは無理です。人類はまだそれを普及できるほどの技術を持っていません。

 

再エネに対する夢見心地はそろそろおしまいにして、現実を直視していか無ければならないでしょう。

 

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なお、当サイトでは、『原発の捉え方、基本中の基本というエントリーがありますので、あわせてご覧ください。

 

 

 

斉藤みちる プロフィール

社会活動家/「みんなの社会科」管理人

その傍らオラクルカードを中心とした占いもしております。ヒット記事『陸上自衛隊レンジャー訓練』。福祉力検定3級。

Twitter @tikyuuhattenn